創業者の志を、
未来」につなぐ。

1934年、豊田喜一郎氏(トヨタ自動車創業者)から豊田A型乗用車の化学部品の開発を命じられた(兄)冨士信はタイヤとゴムシール部品の製造を開始、戦後(弟)錯一が大府市に工場を移転し、当社の歴史は始まりました。「新しい価値の創造、社会の貢献」という志を掲げ、技術開発に力を入れて事業発展の礎を築きました。


75年を迎えた歴史とサステナビリティ


ゴム部品の製造から始まった東海興業ですが、世界のトップランナーとなった日本の自動車産業に追従すべく、技術開発を続けたことにより樹脂やウレタンの成形を1960年代から開始しました。また海外の生産拠点も構築して、グローバルサプライヤーとしての地位を確立し、日本のモータリゼーションの発展に貢献してきました。創業75周年を超え、発展し続けてきた東海興業のサステナビリティの基礎には、近江商人の「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)の精神を実践し、お客様や地域の皆様の信頼を得ながら企業活動を展開し続けてきたことだと確信しております。


1947年当時の本社工場
木村冨士信
木村錯一
– 創業者兄弟 –

成長し続ける企業であるために
サステナビリティに対するビジョン

先人たちが築き上げた礎を守りつつ、東海興業はより幅広いステークホルダーと歩み続けるため、三方よしに「作り手よし」「地球よし」「未来よし」を加えた「六方よしの東海興業」としての企業活動の展開を始めました。

技術革新においても、日々急速に変化する自動車業界で取り残されないよう「加工点を科学する(品質や価値を決定づけるポイントを分析する)」をキーワードとして、生産性の効率化や事業の拡大だけでなく、従業員の職場環境改善にも力を入れ、より働きやすい職場を提供しています。


for environment

環境への取り組み

基本理念

当社は、有機材と無機材を素材とした成形加工の特殊専門メーカーとして、製品の研究と創造に励む中で、地球環境保全の質の向上と環境負荷の極小化の継続的改善、及び汚染の予防を積極的に推し進め、働きがいのある職揚と住みやすい社会づくりの実現を目指します。


基本方針

美しい地球環境の維持と従業員の幸福を考え、環境マネジメント活動を実践し、企業の正しい発展と良き企業人を育成します。


行動方針

当社のすべての部門において、目的・目標を作成し、環境マネジメントシステムの継続的改善をはかります。



  1. 事業活動等に適用される環境関連法規制および当社が同意したその他の要求事項を遵守し、地域社会との共生をはかります。

  2. 持続可能な資源の利用を目指し、廃棄物の極小化と減量化をはかります。

  3. 気候変動の緩和および気候変動への適応に貢献するため、 エネルギーの有効利用に努めます。

  4. 環境負荷物質の低減に取り組み、生物多様性および生態系の保護に努めます。

  5. 従業員の環境に対する意識の高揚をはかるため、計画的な教育・広報活動を実施します。


持続可能な社会を
目指す環境対応

【環境保護への取り組み】持続可能な社会をめざす環境対応を

当社では、「美しい地球環境の維持と企業の正しい発展と良き企業人を育成する」という環境基本方針のもと、地球温暖化対策や廃棄物の抑制等の活動を推進しています。


環境保護活動

環境スローガン

当社では、「一人ひとりが環境配慮 皆で実行 地球にやさしい生産活動」を環境スローガンとし、従業員全員が環境方針カードを携帯、環境リテラシー向上につとめ、環境保護活動に取り組んでいます。


カーボンニュートラルへの取り組み

当社では2050年のカーボンニュートラルを目指し、プロジェクト活動を開始しました。自社で排出されるCO2だけでなく、製品の上流・下流で発生するCO2に対しても見える化をし、削減活動を実施しています。


環境マネジメントシステム

当社は2001年に取得したISO14001に準拠した環境マネジメントシステムを構築し、全工場統一した組織活動により様々な環境負荷低減に向けて、常に継続的な取り組みを進めています。


地球温暖化対策(CO₂削減)

当社は地球温暖化対策として、CO₂削減に向けてさまざまな取り組みを展開しています。高効率設備の導入、エコオフィス推進、業務の効率化など、2050年のカーボンニュートラル達成に向け活動しています。


廃棄物抑制

当社では、廃棄物に対し3RReduceReuseRecycle)をキーワードに削減活動を推進しています。2022年度は、樹脂と金属の複合部品のリサイクル率が大幅に向上しました。2023年度からはリサイクル率100%を達成し、維持し続けています。


サステナビリティレポート

スポーツ・文化を通じた社会貢献

バドミントンで地域に貢献

地域文化交流

1986年に創部したバトミントン部は、バトミントンが盛んな地元大府市で実業団チームとして活躍すると共に、講習会などを実施し地域の青少年のスポーツ振興に貢献。文化体育のかけ橋として活躍しています。


モータースポーツへの参加

ダカール・ラリーを応援

当社は、豊かなスポーツ文化を創造し、心身の健全な発達と社会の発展に貢献するというCSR活動の理念のもとに『Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(運営トヨタ車体株式会社様)』を応援しています。2023年大会において市販車部門10連覇を達成しました。


地域社会の皆さまとのつながり

豊田スタジアム

当社は、名古屋グランパスの本拠地として、また各種スポーツ、野外コンサートとして活用されている豊田スタジアムに協賛しています。このスタジアムで行われる様々なイベントを通じて、多くの人々に夢や感動を発信し続けています。


亀崎潮干祭

亀崎潮干祭は衣浦工場のある半田市亀崎町で行われるお祭りで、300 余年の歴史と伝統を守り2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。当社は亀崎潮干祭に協賛し従業員駐車場を無料開放するなど、地域伝統を守る活動に貢献しています。


大府市少年少女発明クラブ

子供たちにものづくりの楽しさを知ってもらうことを目的としたクラブに協賛し、子供たちの夢をかなえる活動に貢献しています。


大府・東浦花火大会

「地域の人たちが自らの力で創り上げる」花火大会に協賛し、大会を通じた地域の発展に貢献しています。